今日は「軒(のき)」の話をします。
「軒?ああ、屋根の出っ張りね」くらいに思ってませんか?
実は私もそうでした。でも家づくりを進めていくうちに、
軒の長さって結構大事じゃん!ってことに気づいちゃったんです。
むしろ、軒をケチると
「外壁ボロボロになる」
「夏の日差しで家の中が灼熱」
みたいな未来が普通にありえます。
軒があるとこんなにイイコトが!
軒がない家も最近は増えてますけど、軒があるとこんなメリットがあるんですよ👇
- 外壁を雨から守る – 雨粒がバチバチ当たるのを防いで、外壁の劣化を遅らせる
- 夏の日差しをカット – 直射日光を遮って室内の温度上昇を抑える
- 冬は日光を取り込む – 太陽の角度が低いから、冬場はちゃんと日が入る
- 窓周りを保護 – 雨の日でも窓を少し開けられる
- 外観に奥行きが出る – 影ができて、立体感のある表情になる
普通に考えて良いことだらけなんですよね。
ハグミーの標準仕様は…ちょっと物足りない?
我が家はハグミーで建ててるんですが、標準の軒の長さは約300mm。
正直言って、長いとは言えません。
しかもパラペット屋根部分に至っては軒すらない状態。
つまり、
- 外壁が雨粒にバチバチ当たる
- 夏の直射日光がリビングに突っ込んでくる
- 眩しいし暑い
という未来が見えてしまったわけです。
実際、今のアパートが軒300mmなんですが、
朝5時から直射日光バンバンでめっちゃ暑い。もう目が覚める。
ダメ元で言ってみたら…まさかのOK!
「軒、伸ばせるだけ伸ばしたいんですけど…」
ダメ元で営業さんに相談してみたら、なんとOKが出ちゃいました!
300mm → 900mmまで伸ばせることに!
これ以上伸ばすと支柱が必要になるらしいので、900mmが最大みたいです。


軒を伸ばしたことで太陽光パネルが増えた
軒を伸ばしたことで、太陽光パネルの面積が広くなって少し増額しました。
でも売電効果を考えると回収可能!
ダミーパネルにする選択肢もあったんですが、費用差はほとんどなかったので、実際に発電するパネルを載せることにしました。
アプリでシミュレーションしてみた
「本当に効果あるの?」って半信半疑だったので、日当たりくんっていう無料アプリで確認してみました。
軒300mmの場合
夏場の直射日光がバンバン入ってくる状態!これは耐えられない…。
今のアパートがまさにこの状態で、南側の軒が300mmしかなくて、朝5時から直射日光で暑いんですよ。
軒900mmにしたら…
直射日光が入ってこなくなった!
伸ばしたのは南側の軒です。これで夏場の眩しさと暑さから解放される…はず!
この違いはとんでもなく大きい。
隣地の影響も考慮してみた
隣の家はまだ建ってないんですが、「もし2階建てが建ったら?」という前提でシミュレーションもしました。
太陽光パネルに影がかかるタイミングはあったものの、年間で4ヶ月くらい、しかも一部だけ。
十分日が当たるから大丈夫と判断しました!
西側はどうする?
西側には日が入ってくるんですが、ここは窓が小さいのでタープで対応する予定です。
西日は軒より遮蔽物のほうが効くので問題なし。
実物を見て確信した
実際に建築中の現場を見に行ったら、軒に雨樋が付いていて、200mmくらいはありそう。
つまり実質1.1mくらいの軒になってるんです!
雨の日に見に行ったんですが、
- 軒が短い西側 → 雨粒がバチバチ当たってる
- 軒を伸ばした南側 → 全然当たってない!
この光景を見て思いました。
「やっぱり、軒は伸ばして正解だった」
外壁の持ちも全然違ってくると思います。
まとめ:軒を侮るなかれ
最初は「そんな細かいこと…」って思ってたんですが、軒の長さって本当に大事でした。
- 外壁の保護
- 夏の日射遮蔽
- 室内の快適性向上
これだけのメリットがあるなら、少しくらい費用が増えても伸ばす価値アリです!
これから家を建てる方、軒の長さにもちょっと注目してみてください。意外と重要ポイントですよ。


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